
私たちが手掛ける
建物の性能
私たちの手掛ける建物は、永く住み続けられる建物として生涯コストが低くなる素材を選び、高い性能の建物にすることを目指しています。ここではよく尋ねられる、私たちが基準としている目標値をご紹介します。
1 断熱性

UA値とは「外皮平均熱貫流率」のことで、「どれくらい熱量が家の外に逃げやすいのか」を表す数値です。具体的には、建物の中と外の温度を1度と仮定したときに、建物の外へ逃げる時間当たりの熱量を外皮面積(外皮=天井、壁、床、窓等)の合計で割ったもので、値が小さければ小さいほど断熱性能が高いと判断するのが特徴です。

UA値0.6以下の家は、保温性が高くなるので、夜の暖房の余韻が朝まで続き、急激な温度変化による体への負担を軽減できます。
2 気密性

C値とは「相当すきま面積」のことで、簡単にいうと「どれくらい家にすき間があるのか」を示した数値です。値が低ければ低いほどすき間が少ない家=高気密な家であることになります。いかに断熱性能の高い建材を使っていたとしても、すき間があってはどれだけ冷暖房を使っても快適な室温にはなりません。


C値は建物の施工精度が大きく影響します。「高性能な断熱材を使っている」「発泡ウレタンなので隙間はありません」「気密が低くてもFLAT35は借りれます!」などの声も見受けられます。ですが、C値は実測でのみ測れます。当社は厳しい施工基準をクリアした、腕の良い職人のみしか採用しておりません。
3 耐震性

建物の強さを表す指標として、品確法の住宅性能表示での「耐震等級」があります。最低の基準として建築基準法の範囲内を等級1、建築基準法の1.25倍の強さを等級2、建築基準法の1.5倍の強さを等級3として、3段階の耐震等級が設けられています。古郡ホームでは耐震等級3を標準採用しています。


耐力面材を標準採用:
ハイベストウッド工法
地震時に建物がねじれて倒壊することを防ぐため、耐力壁は建物の片方に偏ることなく、バランスよく配置されなければなりません。耐力壁は、「筋かい」や「耐力面材」で造られます。耐力壁の強度を表す数値を「壁倍率」と呼び、古郡ホームでは高い数値の得られる耐力面材標準採用。さらに性能を求める方には次世代制震装置もおすすめです。
4 高品質

高品質な住宅が認められ、2019年から毎年ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーを受賞しています。いくら自分たちが高品質だといったとしても、第三者から見て評価されなければ品質がいいとは言い切れません。私たちは、外部の基準の評価基準を超える建物にすることで、初めて品質がいいと言える建物になると考えています。

また、弊社の住宅施工事例が数ある応募作品の中からグッドデザイン賞を受賞!品質だけでなく、外部からも認められるデザイン性も優れた建物をご提案しています。
5 国産材

弊社がSDGsを自分事と捉えて自分たちに何が出来るかを考えた結果、木造住宅に国産の材木を使用することで日本の森林問題や環境問題を解決することに繋がるのではないかという結論に達しました。

木造住宅を建築するうえで国産材の使用率を上げ、使った量を植林して脱炭素社会を目指す取り組みになればと考え、国産材を「伐る」「使う」「植える」「育てる」持続的・発展的サイクルの確立と、国産木材使用促進による持続可能なまちづくり、住まいづくりの実現を目指していきます。